2011年12月24日土曜日

山登りの保険(その2)

昨日のエントリで記載した山登りの保険ですが、昨日のうちにモンベルの窓口から回答が来てました。質疑の要旨は以下の通り。
なお、確認した内容はあくまで参考です。実際には、皆さま自身でご確認ください。

・救援者費用等補償特約の範囲

普通のハイキング(登はん用具を使用しない、アイゼンを使用しない登山も含む)においての、捜索や救助のための費用はこれで補償されるそうです。
また、適用される範囲で注意が必要なのは、山の難易度ではなくてコースの難易度によっては除外となる可能性がある点です。地図読み練習のために登山道以外を歩いたり、山と高原地図などで破線のバリエーションルートを使ったりした時の遭難の場合は、補償が適用されません。
雪山や登はん用具を使用した登山、バリエーションルートを攻める登山の場合は、ちゃんとした山岳保険のほうに入る必要があるそうです。このような登山の場合の補償には、山岳保険に付随した遭難捜索費用特約が使われるそうです。
ということはですね、山岳保険でも危険な登山の場合の補償額は遭難捜索費用特約側の上限になるということで、危険な登山を多くする場合は、こっちの上限が高い保険が必要ですね。
勝手に、救援者費用等補償特約と合算できると思ってましたが、要注意です。
そうなると、上限100万の補償では心もとないですね。民間の救助隊とかお願いしたら、あっという間に足が出てしまいます。最低200万くらいは欲しいところでしょうか。
モンベルの保険は山岳保険でも遭難捜索費用の上限は、200万が最高ですね。。。危険な登山をする場合は最低限というところでしょうか?
本当にリスクが高い場合は、山岳共済会の保険が必要ですね。
入院補償とかが薄い代わりにその辺の補償が大きくて、かつ、安い!

・軽アイゼンを使用した登山は、登はん用具を使わない登山になるのか

このあたりは保険会社によって違うとは思いますが、回答としては軽アイゼンで歩行可能な程度であれば補償の範囲内ということでした。ただ、注意すべきなのは、軽アイゼンを使うかどうかではなくて、コース状況がどうかということである点です。自分が軽アイゼンで行けると思っている道でも、保険会社がそりゃむりよと判断すれば、登はん用具が必要な登山とされてしまいます。

以上、わかりにくかったところを質問した結果でした。

しかし、山岳共済会の保険はとても有利だなぁ。。。
今回は手軽なのと、年会費を考えるとあまり金額も変わらないので、モンベルの野外活動保険のシンプルプランにしようと思います。
もうちょっとレベルアップした登山をする場合は、山岳共済会に入ろう。。。。



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