2012年1月8日日曜日

井戸から生籐山~三国山~笹尾根少々

実施日
2012/1/5

所要時間
9:00~13:30 4時間30分

9:00井戸バス停-9:12グンダリ神社-9:22奥の院-10:00鎌沢の道との合流-10:15生籐山-10:25茅丸-10:40三国山(着)-大休止-10:55三国山(発)-11:05グンダリ山-11:12熊倉山-11:50栗坂峠-12:00浅間峠-12:40日原峠-13:30下和田バス停

GPSデータ


より大きな地図で 12/01/06 8:53 笹尾根前半戦 を表示

2012年の登り初めは、最近マイブームな高尾から奥多摩へ繋がる笹尾根を一部攻めてみることにしました。このコースは裏高尾の影信山や陣馬山からの富士山や丹沢の眺めに匹敵するような眺望と比較的広い尾根の快適な尾根歩きが楽しめるコースでした。ただ、眺望や快適さは冬限定かもしれません。葉の生い茂る時期には眺望は得られず、下草も少々うるさいので快適さもそれほどでもないかもしれませんね。おまけに人がいない!4時間以上歩いて夫婦一組と、トレランの方一人、おじさん一人と3組しかすれ違いません。
やはり、この地域は冬に歩くのが、景色もよくて静かで人も少なくいいなぁ~。

上野原や藤野駅から三国山へのアプローチには、鎌沢のバス停からのコースと井戸のバス停からのコースの二つが考えられますが、初登りということでなんだか気になるぐんだり神社を絡めて、コース時間の短い井戸バス停からのコースを選択しました。
井戸のバス停の時点では私以外に2組の夫婦がいましたが、その後会うことはありませんでした。どこに行ったのでしょうか。。。

大きな道から細道へ


ぐんだり神社にはバスの終点・井戸バス停から後半は急斜面となる車道を歩くこと15分程で到着します。鳥居の先にそびえたつ階段に多少ひき、左の車道を歩きたくなる気持ちを抑えつつ、ところどころ浮き石のようになっている階段を登っていくとお社です。お社はこじんまりとしつつなかなかいい雰囲気でした。

見た目ほど長くはない階段

お社のわきを抜けて行くと、また鳥居。奥の院とあります。鳥居をくぐり右手の坂を登っていきますと奥の院のお社です。こちらはまるでどこかの山頂にあるかのような祠でしたが、非常に立派な木がありました。さて、ここからが本格的な登山道のはずなのですが、入口がよくわからず。。。入口は祠の脇にありました。

左手から登山道
ここから鎌沢からのコースとの合流点まではひたすら植林された樹林帯の登りです。急斜面を横切るようにつけられた道を時折方向を変えながら登っていきます。細い道ですが、特に危険なところはありません。ただ、これも昨年の台風の影響でしょうか、ところどころ道が崩れかけているので注意が必要です。ちなみに、クマ出没注意の看板がたくさんありますので、クマ鈴などの装備はあったほうがよさそうです。(この樹林帯の中で突然ごそっとという大きな音がしてかなりビビりました)

基本こんな道がずっと
鎌沢からのコースと合流した後は快適な尾根歩きです。木立の隙間から富士山が見え、この後の眺望への期待感が高まります。ほどなく三国山と生籐山側へのまき道の分岐がありますが、ここはいったん巻いて生籐山へ向かいます。細いまき道を抜けると生籐山への登りです。なかなか岩っぽくて変化があって楽しいです。

地味ですが。よいピークです。


さて、生籐山の次は茅丸です。茅丸はこのあたりでは最も高い1000m越えなので一応踏んでおきます。ここからも富士山はきれいです。

こちらも地味。そして狭い。でもよい。


茅丸からは来た道を下り、生籐山を巻いて過ぎ、あっという間に三国山です。三国山の山頂は少し広さがあります。ここでおにぎりを食べて大休止。相変わらず富士山は美しく。。。三国山から地図を見ながら山岳同定を楽しみます。富士山、三つ峠山、がんがすり山、大菩薩方面、南アルプスまでの大展望。陣馬山からの眺めもいいですが、ここからの眺めもなかなか味があります。残念ながら道志方面は雲がかかって微妙な感じ。
三国山。またの名を三国峠。

南アルプスが遠く見える。

富士山

三国山からは笹尾根にかかります。ぐんだり山、熊倉山を経由して浅間峠まで。。。左手には木立の間から富士山。右手の木立が切れると、奥多摩と秩父の山々。。。快適です。
ピークを登るとぐんだり元社

こちらはぐんだり山

熊倉山
さて、予定では浅間峠で上川乗方面に下る予定でしたが、なんだか予定のコースタイムよりかなり早い。。。ここで地図とにらめっこすること数分。日原峠まで行って人里方面に下ることにしました。山梨側に下ることもできるのですが、バスの時刻がわからない・・・。



浅間峠から日原峠の道はあまり眺望はないですが、なかなか楽しい樹林歩きです。踏み跡があまりない落ち葉のじゅうたんを踏みしめながら、その下に潜む霜柱の音を楽しむ、、、冬の低山ならではの静けさを楽しめます。

しばらくすると日原峠です。ここで人里への下り道に入ります。この道、通る人が少ないと見え、荒れ気味な上に急斜面に付けられた細い道です。加えて、日陰なため足元も悪く。
しばらく、尾根を左に見ながら平行移動したのち、急下降です。ちょっと道が不安になるポイントがありましたが、白テープが見つかります。
この道は倒木や枝が道に落ちており歩きにくいうえ、ずっと杉の樹林帯の中なのであまり面白くありません。南秋川渓谷の深さを実感できますが、あまりお勧めではない道でした。
日原峠。逆光。

水場から流れる沢は氷気味

やっと渓谷を渡る橋につく
結局バス停には中途半端な時間についてしまったため、最後は上川乗のバス停まで歩いてしまいました。右手に渓谷を見ながらの車道歩きも歩くありません。30分くらいでしたか。
ところで、上川乗ですが、バス停や山と高原地図は「乗」ですが、公民館みたいなところは「苔」と書いてあります。どっちが正しいのでしょうかね。苔のほうがなんかいいですね。

最後の下りはあまり楽しくはないでしたが、なかなか充実した山行になりました。

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